仕事のブラッシュアップに最適!SNSを活用してイン&アウトプット

SNSは、情報発信ツールとして便利な媒体です。

フリーランス栄養士にとっても有力で、活用すると次のようなメリットが得られます。

 

・仕事の依頼を増やすことができる。
・依頼者が、管理栄養士(栄養士)の知識や専門性、スキル、実績を把握する手段となる。
・普段から知識のアウトプットをして人に伝えることに慣れるため、仕事で活かせる技術習得につながる。

 

SNSの活用にあたっては、運用目的に合わせて制作するなどの方法もあります。

そこで今回は、SNSの特徴と効果的な活用方法についてご紹介します。

 

SNSの活用で仕事を呼び込む

 

 

SNSは聞かない人はいないほど有名なツールになりましたが、どのような点が便利なのでしょうか。

まずは、フリーランスこそSNSを活用すべき理由について詳しく見ていきましょう。

 

理由1:案件の受注につながる可能性がある

1つ目の理由は、案件の受注につながる可能性があるからです。

今や経営者や企業に属する会社員がビジネスにSNSを活用することは全く珍しくありません。

つまり仕事の発注者となり得るような人が、あなたの投稿を見ている可能性があるからです。

例えば次のような情報をSNSに掲載することで、仕事を呼び込むチャンスにつながります。

 

・自分が提供できるスキルやサービス内容
・スキルが証明できるポートフォリオ
・過去の成果物や実績
・仕事についての考え方や信念

 

SNSを活用して自己ブランディングができれば、集客用のプラットフォームになります。

常に発注者から投稿を見られていることを意識し、日々の活動状況や実績を発信しておきましょう。

 

理由2:仕事へのモチベーションが保ちやすい

2つ目の理由は、仕事へのモチベーションが保ちやすいからです。

例えばフリーランス同士でフォローし合い、駆け出しのフリーライターが実績を出しているライターをフォローすることで、孤独を回避することができます。

SNSを活用すると、以下のような体験を得られます。

 

・他のフリーランサーが発信している活動状況を見て刺激を受ける
・「いいね」や「リプ」で反応してお互いに交流し合う。

 

交流の場が生まれることでモチベーションも保ちやすく、お互いに切磋琢磨できるライバルが見つかり、仕事を頑張ろうと思えます。

同じ目標に向かって頑張る仲間がいると、心強くなりますよ。

 

理由3:実績者のマインドやノウハウを無料で知ることができる

3つ目の理由は、実績者のマインドやノウハウを無料で知ることができる点です。

SNS上にはあなたと同業種で実績を出している人が、情報を発信しているケースが多くあります。

つまり、SNSを使うことで、有益なマインドやノウハウに触れられるというわけです。

SNSは自分の情報を見てもらうだけでなく、同じ境遇の仲間とつながることができ、フリーランスとして役立つ情報・技術を習得することができます。

では、活用するSNSにはそれぞれどのような特徴があるのか、見ていきましょう。

 

6大SNSは、目的に合わせて活用する

 

 

日本において利用者数が多いSNSは、LINE・Twitter・Facebook・Instagram・You tube・TikTokの6つです。

それぞれのサービスの特徴と、ビジネスへの活用方法などをご紹介します。

 

メッセージ開封率が高い「LINE」

LINEは、国内の月間ユーザー数は約9400万人で、90%を超える利用率を誇る、国内最大のSNSです。

公式アカウントのメッセージ開封率は、LINEヤフー社の調査によると平均55%です。

また、LINE公式アカウントのメッセージリンクのクリック率は、メルマガと比較して最大5倍も高くなっています。

理由は、主に3つ考えられます。

 

・日常的に利用している人が多い。

・設定により、未読件数のバッジ表示ができる。

・開封率の高い時間に配信できる。

 

他のSNSとは異なり、オープンな投稿ではなく、個人間のチャットコミュニケーションに重点が置かれている特徴があります。

その他、顧客へのアンケート、クーポン配布ができるほか、ECサイトや他SNSへの流入に繋げることができるのが便利な点です。

 

若者に人気の「Instagram」

Instagramの利用率は国内で48.5%と、LINEに次いで2番目に利用者が多く、特に若者の支持を集めているSNSです。

Instagramは、写真や動画をメインで投稿する特徴があります。

 

【Instagramの便利ポイント】

・一度の投稿で最大10枚の写真を載せることができる。

・投稿のキャプションが2200字まで書ける。

・24時間で消えるインスタグラムの「Stories(ストーリー)」機能で、時間限定のタイムセールやプレゼントキャンペーンを発信できる。

 

アカウントのフォロワー数や影響力を伸ばしていけば、Instagramを通して仕事の依頼やスカウトがもらえる可能性が高まるメリットもありますよ。

 

フラットな関係が築きやすい「Twitter」

10代や20代の若年層では、7割近くがTwitterを利用しています。

特徴は、140字の短い文字投稿がメインなので、有益でわかりやすい情報発信力が身に付きます。

 

【Twitterの便利ポイント】

・「いいね」や「リプライ」を使ってフラットにやりとりできる。

・要約する力が自然と身に付き、的確な情報発信できる。

・のユーザーのツイートを共有する「リツイート」に拡散性がある。

 

フラットな関係性が築ける魅力がある反面、ビジネス色を出しすぎると嫌煙されてしまうことがあります。

テーマを一貫する、広告や宣伝は回数を決めるなどして、関係性を作っていくと効果的ですよ。

 

信頼性が高い印象を与える「Facebook」

Facebookは、国内利用者が24.6%ほどと他と比較して規模は小さいものの、30代以上のビジネスマンなどを中心に利用されています。

実名を登録することが求められる点が、他にはない特徴で信頼性の根拠とも言えます。

また、「Messenger」という機能を利用したユーザー間の個別のコミュニケーションも可能なため、顧客やフォロワーとの親密なコミュニケーションをとることもできます。

 

解像度高い動画の提供ができる「YouTube」

動画共有SNSの中でもっともユーザーが多いSNSが、Youtubeです。

全世代で9割近くのユーザーをもつ、Googleが運営している基本料無料のサービスです。

 

【Youtubeの便利ポイント】

・他のSNSよりも長めの動画が作成できる。

・従来のホームページやメディアよりも多くの情報を伝えられる。

・映像は記憶に残りやすいため、認知度が向上する可能性が高い。

 

Youtubeは、一日の利用時間が30分以上の人が20~59歳の半数近くいます。

イベントやコミュニティへの集客、 ブランディングに役立ちますよ。

 

ショート動画でバズりやすい「TikTok」

TikTokは、15秒から3分の短い動画を作成、編集、共有できるソーシャルメディアプラットフォームです。

10代〜20代をメインターゲットとしているため、他のSNSと比べて年齢層が低いことが特徴です。

 

【TikTokの便利ポイント】

・拡散するための仕組みが長けているため、フォロワー数が少なくてもバズりやすい。

・動画編集に関する知識がなくても参戦できる。

・宣伝色を出さず楽しく見てもらえる。

 

短い動画作成で済むので、スタートのハードルが低いメリットがあります。

閲覧においては、一人当たりの滞在時間が長いため、認知度アップや自社商品の特徴を紹介するのに最適です。

では、SNSの運用を始めるにはどのようなことをしたらよいのでしょうか。

 

SNS運用を始めるまでのステップ

 

 

続いてSNS運用を始めるにあたって、必要な行動は次の3つです。

 

1.自分が何者か分かるアカウントを作成する。

2.誰に向けて発信するか考える。

3.まずは、1つ投稿する。

 

それぞれ要点について、見ていきましょう。

 

ステップ1:自分が何者か分かるアカウントを作成する

まずは、訪れた人が「どんな専門性を持つフリーランスなのか」が分かるプロフィールを作ります。

文章を読むことで何者か分かれば、他者からの信頼を得ることができます。

仕事の受注やフォローに繋がるので、できる限りの情報を開示しておくと良いです。

具体的には、次のポイントに注目します。

 

・自分の顔写真を掲載する。

・職種や肩書きとともに、できれば本名を名乗る。

・プロフィールには、発信している内容・自分をフォローするメリット・実績や経歴を記載する。

 

自分から先に自己紹介することで、相手の警戒心を解くことに繋がります。

良好な関係につなげるファーストステップとして、自分のことを知ってもらうと良いですよ。

 

ステップ2:誰に向けて発信するかを考える

次に、誰に向けて発信するかを考えます。

顧客を得るためにペルソナを設定する方法が有効ですが、SNSにおいてもターゲットを明確にすることは重要です。

ターゲットをはっきりさせることで発信すべき内容が定まり、自分が投稿しやすくなる他、読み手からも反応を得やすくなります。

 

ステップ3:まずは1投稿してみる

3つ目は「まずは1投稿してみる」です。

誰かをフォローして交流するだけでなく、自ら投稿もします。

投稿によるアピールが浸透されれば、アカウントを見てもらう機会を増やすことができます。

始めは、小さな投稿でもいいのでまず発信してみることが大切になります。

投稿を重ねるごとに、どんな内容や構成にしたらよいかわかってきますよ。

 

まとめ

フリーランスにとって、万能アイテムともいえるSNSは、活用次第で何倍も価値を高めることができます。

主流6つのSNSには、ターゲットになる年代や文字数、発信方法などの特徴が異なります。

活用においてまず初めに行うことは、自分のプロフィールを整えることです。

次に対象者や発信内容を考え、投稿をします。

不慣れでも投稿を続けることで投稿技術がステップアップし、フォロワーが増え、仕事につなげることができますよ。

タイプに合ったSNSを活用して、望む仕事を得ることができるといいですね。

 

 

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