勉強の秋!紅茶の「テアニン」と旬の美味しさで集中力を引き出そう

「学問の秋」「芸術の秋」などの言葉がありますが、秋は涼しくなることから様々なことに集中しやすい季節です。

学校において2学期の学習は、各教科の重要単元を履修するように予定が組まれているため、集中して「勉強の秋」を好発進したいですね。

そこで今回は、秋の集中力をパワーアップできる紅茶をご紹介します。

紅茶は、リラックス効果を高める成分を含み、季節や種類ごとの味わいの違いを楽しむことができるので、秋の勉強時間にぴったりです。

身近な飲みもの「紅茶」について理解を深め、充実した秋を過ごしましょう。

 

集中力UPに繋がる紅茶の「テアニン」

 

 

紅茶を飲むとリフレッシュでき、仕事や学習に対するモチベーションアップに繋がります。

これは、紅茶に含まれる「テアニン」という物質が関係しています。

まずは、「テアニン」について、みていきましょう。

 

紅茶のリラックス成分「テアニン」

紅茶に含まれているテアニンは、リラックス効果があるアミノ酸の一種で、「旨みや甘み」の元になっている物質です。

テアニンには、主に3つの働きがあります。

 

 

 

テアニンを摂取すると脳内でα波が発生し、リラックス作用をもたらします。

人はリラックスした状態だとストレスに強くなり、勉強に集中しやすくなります。

テアニンを効率よく摂取することによって気持ちを落ち着かせると、「集中力の土台」が作られ精度高く、効率よく勉強することができます。

 

「テアニン」の働きを生かすポイント

テアニンの働きを生かすには、摂取した時に放出されるα波を上手に利用するための、2つのポイントがあります。

 

α波とは?

心がゆったりした気分のときやリラックス状態のとき、脳が放出している波長。

 

α波が放出されることで、テアニンの働きが発揮されます。

紅茶を飲むときに、テアニンの働きを生かすポイントは2つあります。

 

 

1つ目のポイントは、集中力が欲しい時は、40∼1時間逆算して紅茶を飲むと効果的です。

テアニンを50~200㎎を摂取すると40分~1時間後に、α波が放出されます。

ティーカップ1杯で約50mgのテアニンが摂取できるため、集中したい時間から逆算してブレイクタイムを取り入れると、テアニンの恩恵を受けられるのです。

 

飲む量の目安としては、1日の上限を4杯程度にしましょう。

紅茶には、カフェインも含まれています。

カフェインと摂りすぎると興奮状態になりα波が減少するため、適度な量を飲むことが大切です。

 

2つ目のポイントは、新芽を使った旬の茶葉を使って紅茶を飲むことです。

紅茶には旬があり、季節ものほどテアニンの含有量が多くなります。

よって、新鮮なお茶ほど香り良く、集中力を高めるのに役立つというわけです。

テアニンは、緑茶やキノコ類にも含まれていますが、紅茶はフレーバーも魅力です。

茶葉ごとに異なるうまみや香りが楽しむことができ、リラックス効果を得ることができます。

では、秋に収穫される紅茶には、どんな茶葉があるのでしょうか。

 

秋におすすめ紅茶の種類

 

 

秋に収穫される紅茶は、「オータムナル」と呼ばれます。

年3回収穫される紅茶のうち、オータムナルは最も芳醇でまろやかな味わいが感じられる点が特徴です。

渋みが少ないため、飲みなれていない人にも受け入れやすい紅茶です。

オータムナルのうち、おすすめの紅茶を2つご紹介します。

 

フルーティな香りのダージリン

 

 

ダージリンは、フルーティで爽快感のある香りが特徴の紅茶です。

冷涼で乾いた秋の気候によって、甘み成分が茶葉に凝縮されることから、1年で1番甘いダージリンになります。

紅茶の色は濃いオレンジ色で、芳醇な味わいが楽しめます。

 

渡邊
渡邊

オータムナルのダージリンは清々しさが抑えられるため、ダージリンがあまり好みでない場合でも、飲みやすく感じられます。

 

コクと甘味のアッサム

 

 

アッサムは、豊かな甘みとコクがあります。

香りの特徴はカラメルのような麦芽香(ばくがこう)で、オータムナルではさらに芳醇な香りを楽しむことができます。

紅茶の色は、深く明るさのある赤色です。

集中するときはストレートが良いですが、リラックスタイムではミルクを足して甘味とコクを堪能するのもおすすめです。

 

では最後に、紅茶の効果を最大限に引き出す淹れ方をご紹介します。

 

ジャンピング×蒸らしで絶品紅茶

 

 

紅茶は、2つのポイントで、うまみと香りを最大限に引き出すことができます。

テアニンの成分を抽出し、美味しく紅茶を淹れるコツは2つあります。

 

「ジャンピング」で美味しさ抜群

ジャンピングとは、ティーポット内で起こる、茶葉の上下運動のことです。

小さな茶葉の一片一片がまんべんなくお湯に混ざり、味・水色・香りとも文句なしの紅茶が抽出されます。

次の3点に注目して紅茶を入れると、茶葉のジャンピングがうまくできます。

 

 

水やお湯の温度を意識することで、うまくジャンピングさせることができます。

水道水のカルキ臭は2~3分沸騰させることで飛んでいくので、問題ありません。

高温のお湯を茶葉にそそいだ後、茶葉が上下にゆらゆらと踊る様子が見られたらジャンピング成功です。

 

 

茶葉のジャンピングがうまくいかない場合は、次のような原因が考えられるので改善に役立たてましょう。

 

・お湯の酸素が少ない

汲みたての水道水を使う

 

・茶葉が古い

→鮮度の落ちた茶葉は湿気を吸収しているため、よく乾燥した新しい茶葉をに変える。

 

・フレーバーティー

→茶葉にオイルが吹き付けられていることがあるため、シンプルな茶葉に変える。

 

オータムナルの紅茶は今だけの味なので、この機会に茶葉を新調するのもいいですね。

 

渡邊
渡邊

茶葉は強い光に当たると劣化しやすいため、直射日光の当たらない、涼しいとことで保管しましょう。

 

「 蒸らし」で風味とテアニン抽出

紅茶の蒸らしとは、ティーポットに茶葉とお湯を注いだあと、蓋をしてしばらく置く方法です。

ティーポットで淹れる場合は付属の蓋を使い、ティーカップで淹れる場合は受け皿などで蓋をします。

 

 

次の2点に注目して蒸らすことで、茶葉の味や香りが引き出され、紅茶本来の美味しさを楽しむことができます。

 

 

蒸らし過ぎると渋みがでてしまうので、適度な抽出には蒸らし時間を計ることがポイントです。

タイマーを活用すると、便利ですよ。

茶葉のパッケージに蒸らし時間が書いてあればそれに従い、記載のない場合は次の時間を参考にしましょう。

 

大きめの茶葉は3分>

茶葉の大きいものは、3分を目安に蒸らします。

例えば、茶葉が細長いものや茶葉をカットせずにそのまま加工されたものなど、10mm程度の大きさの茶葉が当てはまります。

 

<小さめの茶葉は2分>

茶葉を小さくカットしたものや茶葉が小さいものは、2分が蒸らし時間の目安です。

具体的には、1〜3mm程度あるものが小さい茶葉に該当します。

 

同じ茶葉でも、ちょっと手をかけてあげるだけで、紅茶の味や風味の違いが分かるはずです。

色々な茶葉で紅茶を淹れて、秋の勉強タイムに試してみてくださいね。

 

まとめ

紅茶には、テアニンという成分が含まれ、集中力を高めるのに役立ちます。

テアニンを摂取するとα波が出てリラックス状態を維持できることから、集中力が高まり勉強がはかどります。

秋ならではのオータムナルには、ダージリンやアッサムの茶葉がおすすめで、どちらもまろやかな味わいが感じられます。

ジャンピングや蒸らしを意識して淹れた紅茶は、今だけ味わうことができる格別の逸品です。

美味しい紅茶でモチベーションをあげながら、勉強に取り組んでいきたいですね。

 

この記事を書いたひと

FBS6期卒業生 鈴木 真由美

ブログ

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