【栄養士のレシピ】むくみ解消!お酢を使った簡単レシピ3選!!

梅雨の季節になると、疲れやだるさを感じる方が多くいます。

梅雨の時期に疲れやすくなる理由は、気温の上昇や湿気の多さに対応出来ないためです。

体が環境になじめないことで、

・暑さに慣れていないので、体温調節がうまく出来ない。

・湿気が体に溜まって、体がだるくなる。

・じめじめして、蒸し暑いのに体は冷えている…。

・いつも以上に体がむくんで、足もパンパン…。

 

という、状況になるのです。

今回は、梅雨の時期に役立つ「むくみ解消レシピ」をご紹介したいと思います。

是非、お試しくださいね。

 

むくみ解消に利く!お酢を使った簡単レシピ3選

 

梅雨になると気になるむくみですが、その原因は何か知っていますか?

むくみの主な原因は、血行が悪くなること血行不良と塩分のとりすぎです。

つまり、むくみの軽減には血液の流れをよくして、体にたまった余分な水分を出すことが必要なのです。

お酢には、血管を広げる作用があり、血液の流れをよくする働きがあります。

今回ご紹介するレシピで使うお酢には、まさに血管を広げる作用と血液の流れをよくする働きがあります。

また、一緒に使う生野菜には含まれるカリウムは、体に必要のない塩分(ナトリウム)を体の外へ出して、むくみの解消に役立ちます。

 

今回は、この2つの働きを利用した簡単レシピを3つご紹介します。

 

新玉葱のマリネ

まずは、新玉葱を使ったマリネです。

新玉葱は、やわらかくて甘みがあって食べやすいのが特徴です。

そのまま食べても、ドレッシングや南蛮漬け風にても、美味しく食べられます。

 

【材料】

新玉葱(大)1個 約300g

塩 小さじ1

 

○砂糖 大さじ1

○オリーブオイル 大さじ2

○酢 大さじ3

○こしょう 少々

 

☆レモン汁(好みで)

 

【作り方】

①新玉葱をスライサーで薄く切る。

②塩小さじ1を混ぜ、しんなりとするまで置く。(10~15分程度)

③ボウルに、砂糖・オリーブオイル・酢・こしょうを入れ、よく混ぜる。

④新玉葱がしんなりとしたら、さっと水で洗い、水気を絞って③に和える。

⑤レモン汁等好みで加えて、保存容器に入れ、冷蔵庫で保管する。

 

【ポイント】

■半日ほどおくと味がなじんで、食べやすくなります。

 

クックパッド「ジュンクッキング☆のキッチン」にも掲載あり

https://cookpad.com/recipe/6814444

 

 

おしゃれなのに簡単すぎる♪キャロットラペのサラダ

 

しゃれキャロットラペ自宅で簡単に作ることが出来ます。

キャロットラペは、生のにんじんを美味しく食べられるだけでなく、野菜や果物に添えるだけで「立派なサラダ」に仕上げることもできます。

 

 

【材料】

人参 1本 約160g

塩 小さじ1

 

○オリーブオイル 大さじ1/2

○酢 大さじ1

○はちみつ 小さじ1/4

○こしょう 少々

 

【作り方】

①人参は、細い千切りにして、塩小さじ1をまぶして少し置く。(10~15分程度)

②さっと水で洗い、水気をしぼる。

③ボウルに、オリーブオイル・酢・はちみつ・こしょうを入れ、よく混ぜる。

④水気をしぼった人参を和える。

⑤保存容器に入れ、冷蔵庫で保管する。

 

【ポイント】

■半日ほどおくと味がなじんで、食べやすくなります。

■ベビーリーフなどの野菜や果物を添えると、おしゃれなサラダが出来上がります。

 

クックパッド「ジュンクッキング☆のキッチン」にも掲載あり

https://cookpad.com/recipe/6760789

 

簡単!栄養たっぷりカラフル野菜で作る基本のピクルス!

ピクルスは、基本のピクルス液を作って漬けるだけです。

いろいろな食材を漬けて、好みの野菜をみつけてもらえたらと思います。

セロリが苦手でしたが、ピクルスを食べて好きになりました。

基本のピクルス液で漬けられる食材の分量と、保存容器の目安量を記載しているので、参考にしてくださいね。

 

基本のピクルス液の調味料

基本のピクルス液を作るときには、以下の材料を準備すればOKです!

 

水 100ml

酢 100ml

砂糖 大さじ2

塩 小さじ1

輪切り唐辛子 1本分程度

☆ローレル 1枚(好みで)

次に、作り方をご説明します!

 

ピクルス液の作り方

一見、難しそうなピクルス液ですが、実はたった2工程で作ることができます!

 

①鍋に調味料すべて入れ、火にかける。

 

②沸騰したら、火をとめる。

 

渡邊
渡邊

想像以上に簡単♪

 

ピクルスに合う野菜の切り方

きゅうり 1本((約80~100g)

①きゅうりのは、端を切り落とす。

②1/3の長さに切り、4等分する。

 

パプリカ(赤・黄) 各1/4個 (約40~50g)

①パプリカは、1/4の大きさに切る。

②1/4をさらに6~8等分する。

 

セロリ 1/2本 (約80~90g)

①セロリの部軸の部分1/2を準備して、皮むき器ですじをとる。

 

 

② 1/3の長さに切る。

③さらに、繊維に沿って8~10等分にする。

 

 

キャベツ 1/8~1/12個 (約100g)

 

① キャベツは、芯の部分を切り落とし、たて・横3~4等分の大きさにする。

 

渡邊
渡邊

あとは、水気をキッチンペーパーで取り、保存容器に立てるように入れて沸騰させたピクルス液を注げばOK!

粗熱が取れたら、冷蔵庫で保管しましょう♪

 

 

ポイント

■半日ほどおくと味がなじんで、食べやすくなります。

 

基本のピクルス液で漬けられる食材量と保存容器の目安

★水・酢 各100ml、砂糖 大さじ2、塩 小さじ1、輪切り唐辛子 1本分(ローリエ1枚)の場合

ジャム150gの空き瓶 2個分

きゅうり 2本
パプリカ(赤・黄)各1/2個
きゅうり 1本、パプリカ(赤・黄)各1/4個
セロリ 1/2本
キャベツ 1/12~1/16玉

 

★水・酢 各200ml、砂糖 大さじ4、塩 小さじ2、輪切り唐辛子 2本分(ローリエ2枚)の場合

550ml容器 1個分

胡瓜 1本
パプリカ(赤) 1/4個
パプリカ(黄) 1/4個
セロリ 1/2本
きゃべつ 1/8~1/12個

 

 

お酢と組み合わせることで栄養アップ!おすすめの食材

生野菜は、カリウムを多く含み、余分な塩分を排泄するため、むくみ解消に役立ちます。

お酢には、血流をよくする成分の他、クエン酸が含まれており、疲労回復の作用もあります。

今回、ご紹介したレシピの中に使用している食材は、お酢と相性のよい栄養素が含まれています。

 

オリーブオイル

オリーブオイルには、抗酸化作用のあるビタミンEが含まれます。

血管を広げる作用があり、血流がよくなるので、むくみ解消にも役立ちます。

また、オレイン酸を含み、悪玉コレステロール値を下げる働きもあるため、動脈硬化・高血圧予防につながります。

オレイン酸には、腸を活発にする働きもあるので、便秘解消にも役立ちます。

 

玉ねぎ

玉ねぎには、ケルセチンという物質が含まれています。

ケルセチンには、抗酸化力や血液をサラサラにする働きがあり、動脈硬化・高血圧予防に役立ちます。

さらに、食物繊維も多く含まれるので、便秘解消にもおすすめです。

玉ねぎマリネは、酢・オリーブオイル・玉ねぎを組み合わせることで、栄養面においても最高の組み合わせといえます。

 

人参

人参には、カリウムとβカロテンが多く含まれています。

カリウムは、体の余分な塩分(ナトリウム)を出してくれるだけでなく、むくみ解消や高血圧の予防にも役立ちます。

カリウムを多く摂りたいときは、生食がおすすめです。

さらに、人参は強い抗酸化力のあるβカロテンも多く含みます。

βカロテンは、油と一緒に食べることで吸収がよくなるのでオリーブオイルと一緒に食べるのは、非常に上手な食べ方です。

渡邊
渡邊

キャロットラペは、まさに相性抜群!

 

きゅうり

きゅうりは、カリウムや水分を多く含むため、むくみを解消する作用があります。

また、体を冷やす効果もあるため、熱中症予防にも活用したい食材です。

人参と同様にβカロテンを含み、抗酸化力・免疫力アップ、皮膚や粘膜を保護する働きがあります。

βカロテンは、緑色の皮の部分に含まれるため、皮ごと食べるのがおすすめです。

そのほかにも、きゅうりに含まれる食物繊維は「便秘解消」に役立ちます。

 

キャベツ

キャベツは、きゅうりと同じようにカリウムを多く含み、むくみを解消してくれます。

また、キャベツに含まれるビタミンUという物質は、胃の粘膜を保護する働きがあります。

ビタミンUは、胃腸薬に含まれている成分で、胃酸の分泌を抑えて胃粘膜の負担を軽減してくれます。

荒れてしまった胃壁を正常な状態に調整してくれるので、胃の弱い方におすすめの食材です。

 

まとめ

 

今回は、むくみ解消レシピをご紹介させていただきました。

私自身、体がむくみやすいので、このレシピに助けられています。

お酢には、血管を広げる作用があり、血液の流れをよくする働きがあります。

生野菜のカリウムは、体に必要のない塩分(ナトリウム)を体の外へ出して、むくみを解消してくれます。

ご紹介したレシピは、疲れやすい方、高血圧・動脈硬化が気になる方、便秘解消をしたい方、熱中症予防にも役立ちます。

手作りのメリットは、塩分や糖分を控えたり、自分好みのものを作れることです。

とりたい栄養素にあわせて、食材も選ぶことが出来ます。

基本のレシピで作ってみて、自分だけのオリジナルレシピにアレンジしていただければ、嬉しいです。

 

この記事を書いたひと

FBS4期卒業生 川中 淳子

ブログ

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