今日は、どんなものを食べましたか?
あなたにとっての食事とは、どんなものでしょうか?
生きている人間であれば、必ず「食事」をとることが必要です。
口にするもので人の体は形成され、健康を左右するともいわれています。
1日3食、人生80年とすると人間は、なんと87,600回も食事をすることになります。
驚くほどの回数、食事をするわけですね。
そう考えると、食事をするときに幸せを感じるかどうかは、人生の幸せに関係しています。
今回は、お客様の幸福度に直結する「食の好み」との付き合い方ついて、一緒に考えていきたいと思います。
お客様の好みと上手く付き合う「3つのポイント」
食の好みは、十人十色です。
料理代行ですから、「その人の好みにいかに近づけられるのか?」は、腕の見せ所の1つですよね。
逆に、好みに近づけることができなければお客様が離れていく心配もあります。
お客様の好みと上手に付き合うためには、3つのポイントがあります。
- 自分の分野を明確にする
- 共通の目標を持つ
- レシピをパターン化する
それぞれ詳しく解説しますね。
1.自分の分野を明確にする
お客様の好みを知るのに重要なポイント1つ目は、「自分の料理の分野を明確にしておくこと」です。
これは、お客様に出会う前からできることなんです。
あなたの作っていきたいお料理は、どんなものですか?
得意分野でも、好きな分野でもいいんです。
「料理代行」に依頼する人は、どんな好みか全く見当もつきません。
でも、「お野菜たっぷりの和食料理代行」に依頼する人は、【野菜好き・和食好き】ということが
初めからわかりますね!
あなたが「お野菜たっぷりの和食料理」を提供したいのに、お客様は「お肉たっぷりの男飯」ばかりをご希望だと最初からミスマッチになってしまうんです!
2.共通の目標を持つ
お客様と料理代行を使う目標や実現したい未来の姿を、共有することが3つ目のポイントです。
そのためにも、料理代行をする際には必ず「ヒアリング」をしましょう。
当然のように感じますが、メールなどで済ませてしまっている方も多いようです。
「ヒアリング」での最終目標は、お客様と「あんな未来がいいね!」ということを共有することです。
例えば、
離乳食中のお子さんが、大人と一緒の食事とるようになったとき、お野菜をおいしく頬張っている姿を一緒に想像する
とか
高血圧のお父さんの血圧を下げて、長生きしてもらおう!
ということでも、いいんです。
そうすると、今の好み+先の好みまで共有できて、一緒に進めますね。
途中でくじけそうになったときも、この共通認識が救ってくれることが多々あります!
3.レシピをパターン化する
段々とお客様が多くなってきたら、お客様ごとに献立を考えていくのは難儀なことです。
それを解決するのが、「レシピのパターン化」です。
さらに、こんなことも意識してみましょう!
- 献立はストックする
- 献立の工程・動線も併せて残す
- できたら、分類分けをしておく(四季や食材、料理の種類など)
「お客様ごとに、献立を作っていきたい!」
「オーダーメイドにこだわりたい!」
この気持ちも、すごくわかります!
でも、こだわりすぎて料理に集中できる環境が作れないと、結局クオリティを落とすことになってしまうのです。
クオリティを保ちながら、自分も辛くならない方法を考えていきましょう!
この方法なら、経験を積めば積むほど、あなたのレシピの引き出しが宝箱に変わっていきますよ☆
まとめ
同じ人間でも、年齢や体調によって日々変わっていきます。
さらに、本人も自覚していない嗜好が存在することもあります。
トラブルなく様々なお客様の好みに応えられるように、
- 自分の分野を明確にする
- 共通の目標を持つ
- レシピをパターン化する
という3点を、しっかり整えて満足度の高いサービスを進めてみましょう!