仕事や育児・介護を両立している家庭などに支持を受けて、
どんどんニーズが増え続けている「料理代行」。
料理代行や家事代行は、1人でサービスを行っていくことがほとんどです。
そのため、悩みや不安を共有できる仲間がいなくて、自信を無くしてしまう方も多いです。
今回は、FBS(ファミリーバランスサポーター)認定講座の受講生の解決方法をご紹介します。
あなたが今抱えている、悩みを解決させるヒントをぜひ見つけてくださいね。
「自分が本当に提供したいサービス」をできない葛藤
例)登録型の料理代行をしていた 兵庫県管理栄養士Hさん
「料理代行」の仕事を通して、お客様の要望に合わせた料理を提供するサービスをしていました。
「お肉ばっかりの主菜づくし」ということも、よくありました。
依頼があれば、「それを美味しく提供しなければいけない!」そう思っていました。
でも、どうしてもここに葛藤がありました。
「もっとバランスよく、栄養価的にも豊かになるようなお食事作りがしたい!」
「一汁三菜の食事形態で、いろんな味わいと食事で身も心も満足してもらいたい!」
そう思う一方、
「そんなことを言ったら、サービスを選んでもらえないだろう。」
「そもそも、サービス提供者の押し付けになってしまわないか?」
と、どうやったら自分の想いをサービスの形にできるのかと思い悩んでいました。
本当に、自分の想いをサービスにすると選んでもらえないの?
料理代行や家事代行は、とても競争率の高い仕事です。
自分を選んでもらうには、「多くの方に興味を持ってもらいたい。」と思うことでしょう。
だからHさんのように、
- 幅広い料理を提供する
- お客様のご要望に合わせた料理をする
そうされている方が多いことと思います。
でも実は、これが自分のサービスをどんどん埋もれさせていく結果を招いていることに気が付いてもらいたいと思います。
例えば、
「野菜をおいしく食べてもらう料理代行」ってどうでしょうか?
お肉を好きな方には、選んでもらえませんね。
でも、
「お野菜大好き」とか「子どもに無理なく野菜を食べさせていな」という方には、
ただの「料理代行」より100倍魅力に感じるとは思いませんか?
人はたくさんの選択肢があると選ぶことに躊躇したり、選ぶことに疲れて、結局選べなくなってしまうのです。
良かれと思って選択肢を多くしすぎた結果、せっかくのお客様との出会いをふいにしてしまっていることが多いのです。
つまり、想いをサービスに反映させることは、サービスを強くしているということになります。
ぜひ、自分だけの想いを込めたサービスつくりを恐れずに、カタチにしていっていただきたいものです!
仕事に対する悩みを解決するために、1人でもできることはたくさんあります。
あなたにとって今日から取り入れられる方法をまずは試して、自分らしく仕事ができる環境を整えてみましょう。