魅力満載!いも堀りの後は、さつまいものレシピで美味しく食べよう!

秋は、おいしいものと沢山出会える季節ですね。

旬の食べ物は、今だからこそ味わえる美味しさと嬉しさが詰まっています。

 

秋に子どもの行事で多いのが、「いも堀り」ですね。

つるからさつまいもが出てくる様子を見て、一所懸命つるを引っ張る姿が微笑ましい行事です。

しかし、さつまいもをたくさん持って帰ってこられると、少々困りものなのも事実です。

そこで、今回のコラムでは、さつまいもの美味しいレシピとさつまいもの魅力について深堀りしていきます。

簡単で美味しいさつまいも料理で、お腹と心がいっぱいになりますよ。

 

いも堀り後におすすめ!さつまいもレシピ3選

ほくほく感や、ねっとり感が売りのさつまいもは、甘味と旨味がたっぷりの食材です。

この特徴を生かした、家族が喜ぶ美味しいレシピを3つ紹介します。

 

ほくほく!さつまいもごはん

 

定番のさつまいもごはんは、さつまいもが熟されるほど甘味が増したご飯になります。

ほくほく感をより味わいたいときは、「ベニアズマ」や「高系14号」がおすすめですが、ほとんどのさつまいもで失敗なく作ることができます。

収穫されたさつまいもが、どんな食感になるのか想像するのも楽しいですね。

 

 

さつまいもは皮ごと炊き込むことで煮崩れにくく、色合いもよく仕上がります。

3合を炊く場合は、塩を小さじ1と1/2~2を目安にすると、美味しく炊き上がりますよ。

 

黒蜜ソースと相性抜群!さつまいもプリン

さつまいもを使ったプリンは、ふんわり優しい香りと甘さがおいしいデザートです。

茹でたさつまいもは、ミキサーやブレンダーを使えば滑らかなプリンに仕上がります。

子どもと一緒に茹でたさつまいもをつぶして、ごろごろ感を楽しむのもいいですね。

 

 

黒蜜ソースは市販のものでもよいですが、黒砂糖と水で作ることもできます。

 

【簡単!黒蜜ソース】

  1. 分量の黒砂糖と水を鍋に入れる。
  2. 弱火で煮立て、とろみが出たら完成。

 

好みのとろみのソースを作って、さつまいもプリンを味わうことができますよ。

牛乳を豆乳に置き換えることもできるので、違いを楽しむのもおすすめです。

 

お弁当にぴったり!さつまいもりんご煮

 

さつまいものりんご煮は、秋が旬のさつまいもとりんごを、甘いシロップで煮たひと品です。

ポイントは、レモン汁を加えることです。

さつまいもの黄色が鮮やかになります。

 

 

ひと手間かけられるときは、干しブドウの下茹でをしましょう。

水と共に容器に入れレンジにかけるか茹でると、柔らかくふんわりした食感になります。

子どもが大好きな甘い味で、パクパク食べられるおかずですよ。

 

渡邊
渡邊

ファミリーバランスサポーターは、他にもおいしいさつまいもレシピをたくさん知っていますよ。

次に、さつまいもをもっとおいしく食べる方法をお伝えします。

 

よりおいしく!さつまいもの熟成のポイントは4つ

 

収穫したてのさつまいもより、少し寝かせて熟成させたさつまいもの方が、甘味が強くなり美味しくなります。

 

熟成とは?

さつまいもを一定期間丁寧に保存し、さつまいも内のでんぷん質を糖質に変える作業・工程のこと。

 

いも堀り後のさつまいもを熟成させると、よりおいしく食べることができますよ。

ポイントさえ押さえられれば、特別な道具は必要ありません。

家庭でどなたでも出来るので、試されたことがない方はぜひ挑戦してみてください!

 

熟成のポイント①保存は、13~15℃の室内で!

買ってきたさつまいもは冷蔵庫に入れず、室温で常温保存しましょう。

適した保存の温度の目安は13~15℃です。

適した温度には、さつまいもをおいしく長く保管するための理由があります。

実はさつまいもはあまり低い温度で保存すると水分が抜けてしおれ、美味しさが損なわれる場合があるからです。

適した温度で保存すると、さつまいもを甘く変身させることができます。

さつまいもは、一定の室温・湿度の環境にて熟成させると旨味と水分、甘みを増やすためのでんぷんの糖化がはじまります。

さつまいものでんぷんが糖化されると、さつまいもの栄養成分となるでんぷん質が糖質に変わり、購入・収穫後よりも甘みを増した状態になります。

さつまいもは温度が10℃以下になると低温障害が起き、傷みやすくなってしまいます。

逆に、温度が18℃を越えると発芽しやすくなってしまいます。

この2つの温度を避けて、保管するポイントは次の通りです。

 

保存の場所は夏場を除き、部屋の南側にする

 

地域や自宅の環境にもよりますが、冬に熟成を試される場合一般的な部屋の温度は10℃前後なので、保存する場所は北側より比較的暖かな南側が適しています。

夏場などは例外として、冷蔵庫で保存する方が適していますので注意しましょう。

このように、さつまいもを長くおいしく食べるためには、外気温を意識して13~15℃に保管できる場所を選びましょう。

 

熟成のポイント②土は、ついたまま保管!

さつまいもは水や湿気に弱いので、洗って保存すると腐りやすくなります。

収穫後のさつまいもは、土がついていても、洗わずそのまま乾燥させてから保存しましょう。

土をはたくことは問題ないので、部屋を汚さない程度にはたいたら、段ボールなどの通気性の良い場所で保管すると熟成させることができます。

それでも汚れが気になるときは、1本ずつ新聞紙などでくるむ方法がおすすめです。

 

熟成のポイント③期間は、2週間~最大2ヵ月!

さつまいもを追熟させる期間は、どのような状態に置かれていたかで変わります

 

・熟成が進んでいない未熟なさつまいも

・スーパーで販売されていたさつまいも

2週間程度

 

・家庭菜園で収穫したさつまいも

・芋堀りなどで収穫したさつまいも

1~2ヶ月程度

 

しかし、スーパーで店頭に並ぶさつまいもは、熟成がある程度進んだものが大半といわれています。

よって、様子をよくみながら熟成させると、腐らせてしまう心配がなくなります。

家庭菜園やいも堀りなどで収穫したさつまいもは、採りたてなので熟成期間が長くとれます。

いずれの場合も、熟成の様子を見ながら、腐る前においしく食べきりましょう。

 

熟成のポイント④通気性の良いところで保管

さつまいもは、水分や湿気に弱い食品です。

空気に触れない、ビニールなどの袋で保存は避けましょう。

湿気がこもりやすくなるため、カビが生えることもあります。

スーパーなどで買ってきた袋入りのさつまいもは、すぐに袋から出してあげましょう。

おすすめは、1本ずつさつまいもを新聞紙でくるむ方法です。

新聞紙は通気性が良く、土の汚れから守ってくれます。

保存場所は、涼しく、風通しが良いところを選ぶとよいですよ。

収穫後と、熟成後のさつまいもを食べてみると変化が分かるので面白いですよ。

是非、子どもと一緒に熟成も楽しんでみてくださいね。

さつまいもは、美味しいだけでなく健康に嬉しい魅力も隠されています。

 

栄養豊富なさつまいもの魅力

 

さつまいもには、栄養面での魅力も詰まっています。

家族の健康に役立つさつまいもの栄養について、見ていきましょう。

 

注目成分「ヤラピン」でお腹スッキリ

さつまいもに含まれるヤラピンは、さつまいもに含まれる食物繊維との相乗効果で腸内環境を整えてくれます。

腸のぜん動運動を促す働きがあるため、ヤラピンが腸内環境の正常化に役立ちます。

腸は、脳の次に多くの神経細胞とつながっていることから、「第二の脳」ともいわれています。

脳とも密接に関わるため、腸が快調だと精神状態も良好になります。

さらに、腸内環境が整うと体の中の不要物を排泄しやすくなり、免疫力が高まるメリットもありすよ。

 

「食物繊維」で健康へ

食物繊維は、体内の塩分調整やコレステロール値の安定に寄与します。

さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれているため、健康に近づくことができます。

 

食物繊維とは?

人間の消化酵素で加水分解(消化)されない食物成分のこと。

 

ちょっと難しい話になりますが、食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」があります。

さつまいもには、両方の食物繊維が含まれる上に、いも類の中でも特に食物繊維が豊富に含まれています。

水溶性食物繊維はナトリウムも吸着する作用があり、体内に吸収される塩分を調整してくれます。

結果、血圧を下げることにつながります。

さらに不溶性食物繊維は、コレステロール値を低下させる作用があります。

これは、腸内に分泌されたコレステロールを胆のうから分泌される胆汁とともに水溶性の食物繊維が吸着し再び体内に吸収されるのを防ぐためです。

嬉しい効果を生み出す食物繊維が、さつまいもには両方含まれているなんて魅力的ですね。

 

豊富な「ビタミンC」で強くなる

さつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんに保護されているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

ビタミンCは、細胞を構成するコラーゲンの生成に欠かせない成分です。

また、皮膚や血管、筋肉、骨を丈夫にするよう働きかけます。

つやのある肌を保ち、しっかりとした骨格作りにビタミンCが役立ちます。

身体のストレスを軽減させ、疾病の予防や精神的疲労の回復に繋がります。

更に、貧血予防にも効果があるのでいいことづくめですね。

最後に、これらの栄養素を上手にとる方法をお伝えします。

 

さつまいもの栄養を上手にとる方法

 

栄養たっぷりのさつまいもを、余すところなく存分に味わいたいものです。

さつまいもの栄養を上手にとるためのコツを、紹介します。

どれもちょっとしたポイントなので、知っておいて損はないですよ。

 

皮ごと食べる

さつまいもの皮には、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれているので、皮ごとたべるとより栄養を効率的に摂取できます。

さらに、アンチエイジング効果が期待できるアントシアニンも皮に多く含まれています。

さつまいもごはんやさつまいものりんご煮は皮つきか、皮をまだらに剥いて、皮ごと体にとり入れられるといいですね。

 

水にさらす時間は短時間で

さつまいもはアクが強いので切ったあとに水にさらしてアク抜きをしますが、できるだけ短い時間で済ますと、栄養成分を保持できます。

理由は、さつまいもにはビタミンCなどの水溶性の栄養素も豊富に含まれているためです。

でんぷんに守られているので損失が少ないとはいえ、長時間水にさらすと栄養素が減少してしまうので、水にさらす時間は10分以内が目安にしましょう。

 

りんごやドライフルーツと組み合わせて整腸効果アップ

食物繊維が豊富なさつまいもとりんごを一緒に食べることで、整腸効果アップが期待できます。

食物繊維は、ヤラピンと組み合わさることで効果が上がるので、食材の組み合わせで栄養効果を高めることができます。

食物繊維は、果物に豊富に含まれています。

ドライフルーツだと、少量でもたくさんの食物繊維をとることができるので、さつまいもと一緒に食べるときにおすすめですよ。

 

まとめ

秋にぴったりのさつまいもは、おいしいだけでなく、栄養も豊富な優秀食材です。

芋ほりで収穫したさつまいもは、余すところなく食べられるといいですね。

収穫後は、涼しく通気性の良いところで保管すると、更においしいさつまいもに変身します。

熟成のポイントを押さえることができれば、長くおいしいさつまいもを楽しむことができますよ。

 

 

 

この記事を書いたひと

FBS6期卒業生 鈴木 真由美

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