ダメージを受けた髪は、アレで改善!ヘアケアで、秋を美しく過ごそう

朝晩の涼しさが心地よくなってくると、秋の訪れを感じますね。

暑い夏が通り過ぎ、ふと髪の毛を見るとパサつきや抜け毛など、ダメージが気になることがあります。

夏の間に蓄積された紫外線による影響で、傷んでしまった髪を改善する方法がわかったら嬉しいですね。

実は、食べ物により内面から美しい髪を目指すことができるのです!

この記事では、美しい髪に役立つ栄養素を含む食材やレシピの紹介、また栄養素ごとの役割について紹介します。

髪のダメージを補うヘアケアを始めて、秋を美しく過ごしましょう。

 

「内面から」のヘアケアに役立つ栄養素の秘密

 

日焼け止めやコンディショナーなど、外側からのヘアケアに目が向きがちですが、実は髪の毛を作る「内面」からのヘアケアが大切です。

普段の食べ物から、髪質が改善できたら嬉しいですよね。

髪の毛の主成分は「ケラチン」という細胞で、たんぱく質から作られています。

また、ミネラルを一緒にとることで、キューティクルを守り美しい髪に導いてくれます。

つまり、髪の毛を作り出す成分を食べ物からしっかりとることが、ヘアケアには欠かせないのです。

では、食べ物からとる栄養素は、どのように美しい髪を作っていくのでしょうか。

 

髪の毛の材料になる「たんぱく質」

髪の毛は、複数のアミノ酸が結合してできたたんぱく質でできています。

つまり、アミノ酸を豊富に含んだたんぱく質をとることで美しい髪の土台を作ることができます

良質なたんぱく質には、次のようなものがあります。

 

・肉

・魚

・卵

・大豆製品

・乳製品

 

この中で、特に女性におすすめしたいのは大豆製品です。

なぜなら、大豆には良質たんぱく質の他に「イソフラボン」を含んでいるからです。

イソフラボンは、女性ホルモンと似た作用をすることがわかっているため、より女性らしい美しさに近づけることができます。

女性特有の更年期障害や、生理周期による自律神経の乱れを整える力もあります。

このように、ヘアケアを意識した食事には良質なたんぱく質・特に大豆製品を定期的に食事にとりいれられるといいですね。

 

美しい髪に欠かせない「ミネラル」

ミネラルは疲労やストレスによって失われていくため、美しい髪を維持するために食事からしっかり補いたい栄養素の一つです。

 

ミネラルとは?

亜鉛やヨウ素などのミネラルは、ビタミンと同じように、細胞を正常に機能させるために欠かせない栄養素

 

美しい髪を保つために、ミネラルのなかでも注目したい成分は、「ヨウ素(ヨード)」です。

ヨウ素(ヨード)は身体の代謝を促し、髪の成長に役立ちます。

成長ホルモンの生成に寄与することから、髪のつやを保つ力もあります。

 

ヨウ素(ヨード)を多く含む食品は?

わかめや昆布、ひじきなどの海藻類

 

大切なミネラルのヨウ素(ヨード)を含む海藻類を普段から意識して食べて、美しい髪を維持したいですね。

 

美容に大切な「規則的な生活」と「心のゆとり」

美容には、心身の健康が1番大切です。

規則的な生活を心がけることで代謝が良くなり身体の不要な老廃物を上手に排泄することができます

老廃物がしっかり排泄されることで、体が必要な栄養素をしっかり吸収することに力を注げるため、髪のダメージ部分に栄養がいき、効率よく内面から補修してくれるのです。

また、心のゆとりは自律神経を安定させます。

 

<心のゆとりを持つための方法の例>

・朝起きたら、日光を浴びる。

・ストレッチなど、軽い運動を取り入れる。

・湯船につかる。

・良質な睡眠をとる。

・腸内環境を整える。

・首を温める。

 

日々の生活で取り入れられそうなことから実践し、心のゆとりをもてるといいですね。

忙しい時は、人に頼るのも1つです。

家族に頼るもよし、家事代行を利用するもよし、自分の時間を作って心にゆとりをもち、美容に役立てましょう。

 

渡邊
渡邊

ファミリーバランスサポーターなどの栄養士の家事代行を活用するのも一つの方法です!

時間と心のゆとりを得ることができるだけでなく、栄養たっぷりの健康に役立つ料理を食べることができますよ!

 

美しい髪へ近づこう!おすすめレシピ

 

子育てや仕事をしていると、細かなヘアケアまでする時間がなかなかありませんよね。

そんなときは、食べ物でヘアケアをすることがおすすめです。

食事に1品加えるだけで、美しい髪に近づくことができますよ。

髪の健康を保つだけでなく、「美味しく心が癒される」というメリットもあります。

ここでは、「髪の栄養を補うレシピ」を3つ紹介します。

 

「イソフラボン」と「セロトニン」で美しく

 

良質なたんぱく質の大豆の成分「イソフラボン」幸せホルモン「セロトニン」は、髪と心の健康を整えるために大切な成分です。

豆腐には、良質なたんぱく質とイソフラボンが含まれています

豆腐を使った「手軽に飲めるドリンク」で、美しい髪を作ることができますよ。

 

 

スムージーに一緒に入れるバナナには、「セロトニン」が含まれます

セロトニンは夜になるとメラトニンを生成するので、ぐっすりと眠るために役立ちます。

1日の中でいつ食べてもよいのですが、朝食べるとエネルギーの消費が効率よくなりますよ。

また、バナナは疲労回復に役立つ「ビタミンB6」を含みます。

ビタミンB6はたんぱく質と手を取り合って良質な髪を作るので、豆腐とバナナの組み合わせは「向かうところ敵なし」の最強コンビですね。

豆腐とバナナのスムージーを朝飲んで、心と体にたっぷり栄養をとって髪の毛をケアしましょう。

 

海苔で「ミネラル」補給!

 

ヘアケア商品を探しているとよく見かける成分「ヨード」はミネラルの1つで、海苔などの海藻類に多く含まれます

成長ホルモンに作用するため、美しい髪を作ったり、髪が受けたダメージを補ったりしてくれます。

意外と知られていないのが、海苔に含まれるたんぱく質です。

海苔1帖(全形海苔10枚)で、卵1/3個ほどのたんぱく質が含まれています。

一度に食べられる海苔の量は限られていますが、栄養はコツコツいろいろな食材からとることが大切です。

 

 

海苔には、美肌に欠かせない「ビタミン」が12種類も含まれます。

髪だけでなく肌も美しくなれる海苔は、食べれば一石二鳥の食材です。

朝ごはんのお供に海苔を常備して、ヘアケアにいかしてみてはいかがでしょうか。

 

あずきの「サポニン」パワーが見逃せない!

 

小豆に含まれるポリフェノールやサポニンには、強い抗酸化作用があるため、髪や肌の美容に役立ちます。

「サポニン」は自然界で作られた界面活性剤のようなもので、殺菌成分・抗菌成分があるといわれています。

そのため、小豆は強く健康な髪を保つために、とても役立つ食材なのです。

 

 

既製品のあずきでも構いませんが、手作りすると経済的かつ好みの味付けにすることができるのでおすすめです。

あずきの煮汁にも、ポリフェノールやサポニンが含まれているので、ぜんざいなどにして残さず食べて髪の健康を維持しましょう。

 

秋こそ気になる・・髪へのダメージ

 

髪へのダメージの大きな原因は、夏の間に蓄積したダメージです。

なんとなくパサつきが気になったり、抜け毛が気になったりする場合は、太陽を浴びて髪が日焼けしてしまった状態だといえます。

 

ダメージの原因は、「紫外線」と「暑さ」にあり!

見た目に分かりにくいですが、実は髪も肌と同じくらい紫外線の影響でダメージを受けています。

なぜなら、髪は体の中でもっとも太陽に近く、日焼け止めをつけにくいからです。

そのため、紫外線の影響を髪がダイレクトに受けてしまいます。

髪の表面を覆っている「キューティクル」は紫外線を浴びるとダメージを受けるため、艶が失われてしまいます

寒暖差によるストレスが原因で、自律神経の乱れることで起こる抜け毛も、悩みのタネになりがちです。

秋は日中暑くても、日が暮れてからは冷えだすため、1日の寒暖差を感じやすい季節といえます。

その寒暖差により、自律神経が乱れやすくなるのです 。

自律神経が不安定になると、血流の乱れにつながることがあります。

血流が悪くなると頭皮や髪に栄養が十分に届かず、髪の毛が抜けやすくなったり、細くなってしまったりすることがあります 。

このように秋は、夏の紫外線と寒暖差によるストレスで、髪の悩みが出やすい時期です。

そのため、秋こそ髪のダメージ対策をしっかりすることが必要なのです。

 

秋におすすめのヘアケアとは?

パサつきを感じる乾燥した髪や細くなってしまった髪、抜け毛などを補う外からのヘアケアには次のような方法があります。

 

・いつもよりヘアケア成分が豊富なシャンプー、トリートメントを使う

保湿性の高いマスクを使う。

髪を乾かすときは、根元から乾かし、中間部分、毛先へしっかり乾かす

 

髪のダメージをケアするポイントは、髪を乾燥から守ってあげることです。

また、頭皮のケアも美しい髪に繋がります

 

<頭皮のケア方法>

・完全に乾かして、頭皮の蒸れを防ぐ。

・頭皮用のローションで保湿する。

・ヘッドスパで、頭皮を清潔に保つ。

・頭皮用のブラシを使う。

・サロンで頭皮のマッサージを受ける。

 

頭皮のケアは、身への癒しを与えるメリットもあります。

毎日10秒でもいいので、指の腹で頭皮全体をマッサージするだけでも、変化を実感できますよ。

私も自宅でヘッドスパを愛用していますが、1度やるだけで髪の艶が復活し、指どおりが良くなるので気分も良くなります。

美容院では、美容師さんが丁寧にマッサージしながら頭皮ケアをしてくれるので、時間があるときにおすすめです。

秋にダメージをしっかり補修するために、頭皮も含めたヘアケアをしっかりして、強く美しい髪の毛を保ちましょう。

 

知って得する!美しい髪への近道

 

外側からも内側からもケアすることができる髪の美容方法がありましたが、他にも美しい髪に近づく方法があります。

普段のヘアケアをちょっと意識するだけで、美しい髪に変化していきますよ。

 

基本は、お湯でしっかり洗う

毎日の洗髪は、まずお湯でしっかり予洗いすることがとても大切です。

お風呂に入ってすぐにシャンプーでゴシゴシ洗いたくなりますよね。

しかし実は、美しい髪にはシャンプー前の予洗いが大切なのです

方法は、髪の毛をお湯でしっかり流すだけです。

目安は1分程度になります。

予洗いするだけでも、髪の毛に付着する汚れなどを流してくれるので、シャンプーの洗浄力があがります。

泡立ちが良くなったら、うまくできている証拠です。

毎日の髪の洗い方を変えるだけで、劇的に普段のシャンプーやトリートメントの効果が変わってきます。

しっかり予洗いしてから、シャンプーで洗うようにしましょう。

 

お湯の温度は40℃ですっきり

予洗いやシャンプー、トリートメントを流すの時のお湯の温度は、40℃がベストです

40℃のお湯は髪の毛へのダメージを与えにくく、痛みから守ってくれます

ぬるま湯程度のお湯でシャンプーやトリートメントを流すことで、汚れが落ちやすく、トリートメント効果も高まります。

つい熱いお湯で洗ったほうが洗浄効果がありそうに感じますが、髪を傷めてしまうため逆効果です。

髪の毛を洗うときは、「40℃」以下のぬるま湯を意識して洗うようにしましょう。

 

シャンプーとトリートメントのコツ

シャンプーとトリートメントを効果的に使うためには、ちょっとしたコツがあります。

シャンプーは、1回のみで十分です。

汚れを落とし、シャンプーに含まれる界面活性剤による痛みを最小限に抑えることができます。

また、トリートメントは、毛先につけるだけで十分です。

そうすることで、ふんわりとした自然な髪を演出することができます。

トリートメントを毛先につけたら、5〜10分程度放置して洗い流すと指どおりが良くなりますよ。

ヘアケアというと特別なことをしないといけない気がしますが、普段のシャンプーやトリートメントの意識を変えるだけで、美しい髪に近づくことができます。

普段の髪の毛の洗い方や手入れの仕方を見直して、効果的に美しい髪を保つためのヘアケアをしていきましょう。

 

まとめ

毎日忙しいとはいえ、美容も大切ですよね。

夏の間に蓄積された髪へのダメージは、髪を補修する栄養素をとることで内面からヘアケアすることができます。

また、髪を洗う時のケアを意識することで、艶や指どおりを取り戻すこともできます。

髪の毛は、心と体の健康のバロメーターです。

心が疲れ自律神経がみだれることでも、髪の毛はダメージをうけてしまいます。

仕事や家事につかれたときは、ファミリーバランスサポーターなどの家事代行を活用して、美容にかける時間を確保したり、健康に役立つレシピを教えてもらったりするのもおすすめですよ。

「できない」ことばかりに目を向けず、1つでも「できる」に変えて、充実した秋を過ごせるといいですね。

 

 

この記事を書いたひと

FBS6期卒業生 鈴木 真由美

ブログ

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