栄養士は食を通して人々を健康にできる魅力的な仕事ですが、毎日通勤する必要があったり、業務内容は多岐に渡る事も多く毎日の仕事に手一杯になったりと 忙しい日々に悩んでいませんか?
「せっかく取得した資格。栄養士としてもっと自由に働けないのかな?」そんな方にお伝えしたいのが、フリーランスという新しい働き方です。
栄養士の高い専門性を活かしつつ、自由な働き方を実現できます!
こちらの記事では、フリーランス栄養士の仕事内容やメリットとデメリット、目指すために今から出来る事を詳しく説明します。
施設栄養士と異なる?フリーランス栄養士の活躍の場
フリーランスの栄養士は食の知識や現場での経験を活かし、様々な場所で多くの人を幸せにできます。
今回は主に、私自身経験がある3つの業務についてご紹介します。
自分の技術を活かして人々を笑顔に!料理代行
まず、お伝えしたいのが料理代行。
料理が好きな人にはピッタリのお仕事です!
仕事や子育てで忙しかったり、料理を作ること苦手・難しい方の自宅へ伺い数日分の作り置きを作ります。
栄養の知識や献立作成の経験を活かし、各家庭に合った献立を自分で考え栄養バランスの良い食事を提供することができますよ。
慣れないキッチンを使う機会も多く順序を決めて時間内で手際よく作る必要がありますが、自分のペースで作業が進められ、作った料理を直近で喜んでもらえるのでやりがいを感じます。
そして、ブログやインスタグラムなどのSNSを活用し作り置きや料理を掲載すると、美味しい献立を伝えられる他料理代行の依頼に繋がる事もあります。
どうしたら見てもらえるかな?自分だったらこういうものが見たいから作ってみよう!といった心持ちで楽しみながら行うと長く続けられます。
場所を選ばずどこからでも! コラムライティング
施設栄養士の場合は現場で働く事が多いですが、パソコン1台と栄養士の経験・資格を活用することで、自宅からでも仕事をすることができます!
例えばライティング。
パソコンを使って本やWebメディアに掲載するコラムの執筆ができます。
正しい情報を分かりやすく簡潔にまとめることで、多くの方に食に関する役立つ情報を伝えられます。
ライティングは始めやすい業務の1つでもあり、まずは副業として始めるのにおすすめの業務です。
クラウドソーシングで「栄養士」や「食」といった関連するワードを入れて検索すると、案件が見つかります。
クラウドソーシングサイトに掲載されている業務は単価は低いことが多いので、収入を得るという事より経験を積むことを重視するとモチベーションに繋がります。
食のプロフェッショナルとしてサポートできる!料理教室・セミナー
人に直接教える事が好きな方は自分で料理教室やセミナーを開催する事も出来ます。
食に関する情報や、様々なレシピがあふれる今日。
専門の人に食や料理について直接教えてもらいたい!と思う方は数多くいます。
開催までには企画や場所決めを始め様々な準備や集客が必要ですが、周りに左右されずに全て自分で考えて実行できる楽しさや達成感が感じられます。
自宅で行う他、レンタルキッチンを借りて開催したり企業やカルチャーセンターが主催する企画に参加するといった方法があります。
費用や場所の使いやすさを考慮し、自分に合った開催地を選ぶと良いですね。
フリーランス栄養士のメリットとデメリット
フリーランスの栄養士として働く上で知っておきたい、メリットとデメリットをご紹介します。
フリーランス栄養士のメリット:自由度が高い!
栄養士がフリーランスになるメリットとして、高い自由度の中で働けることが挙げられます。
私自身栄養士の仕事は好きですが、毎日電車に乗る点をはじめ業務が終わったとしても定められた時間まで職場にいる必要があり、頑張っても自由時間は増えない事に不満を持っていました。
反対に、月末などは仕事量が多くなる事もあり休みが取れない事も悩んでいました。
フリーランスはこの悩みを解決するのにピッタリの働き方で、仕事量も調整でき職場の勤務時間や勤務体制に左右されず働けるので、今よりも時間の融通が利き自由な働き方を採用できます。
勤務日数を減らすことが実現でき自分の自由時間を確保できたため、以前よりも仕事に対して前向きに取り組めるようになりました。
次に、仕事内容を自分で決められる点についてです。
フリーランスとして活動すると、自分の好きなことや得意分野を活かしたサービスを考案し提供できるので、思う存分自分の力を発揮できます。
私は特に料理を作る事が好きであったため、フリーランスの料理代行を目指そう!と思いました。
現場で働いていた時は中々食べている人の反応を見たり、その様子から献立を改善する機会が少なたったためどうしても「作るだけ」になりがちでした。
そんな中始めた料理代行。
お客様の食や身体に関する悩みについて直接聞きながら大量調理では難しかった1人1人に合った料理を作ることを実現でき、以前よりも仕事に対してやりがいを感じています。
加えて、業務を続ける事で自分自身のスキルアップになり、培ったスキルにより多くの仕事を受注できるので自身の成長を感じます。
仕事の受注量が増加するほど給与も比例して増えるため、月収30万円以上も夢ではありません。
自分の頑張りがスキルや収入といった目に見えた成果になるのが嬉しいです。
フリーランス栄養士のデメリット:自己管理が必要
高い自由度が魅力的なフリーランスという働き方。
反対に全て自分で行うといったデメリットがあります。
特に注目したいのが自分で仕事を獲得する点です。
フリーランスとして活動を始めたばかりの時期は、仕事が少ないことで現在より月収が減る場合が多いです。
待っていても仕事は見つからないのが現状…
副業などで直接実績を積んでいくことも大切ですが、フリーランスになりたいと思ったらまず興味のある事はやってみる!をモットーにしてみましょう。
セミナーや勉強会、イベントなど気になることはどんどん始めることで沢山の人と話す機会が増え視野が広くなったり、思わぬ所で仕事に繋がる事があります。
そして、自分で行うことの中にはお金の管理も含まれます。
フリーランスの場合は経費の管理を全て自分で行い、2月から3月に確定申告を行う必要があります。
1年間の収入・支出の整理、計算を確定申告直前に行うのは大変なことです。
日頃の業務のと並行して効率的に確定申告の準備ができる会計ソフトでお金を管理し、準備を行いましょう。
高い自由度が魅力!フリーランスの栄養士を目指してみませんか?
栄養士がフリーランスになると、高い専門性を活かしながら自分らしく働けるようになります。
大きな活動をするためには小さな活動の積み重ねが重要ですが、その分今後に役立つスキルも身につき成長にも繋がります。
最初から全て完璧に行わなければ…と考えがちですが、最初はその必要はありません。
少しでもやってみる事でその行動は形となり、新たなやってみたいことに気づけます。
新しい事を始める際は勇気がいりますが、あなた自身の働き方を決められるのはあなただけです。
楽しみながらフリーランスの栄養士を目指し、自分の理想を実現してみませんか。