家庭料理において大切なこと

毎日の食事作りを負担に感じることはないでしょうか?

仕事や家事、育児の両立をしているお母さんは、特にがんばり過ぎてはいませんか?

毎日の食事は、生きていく上で欠かせないことです。

私たちの体は食べたものでできているので、食事のバランスもとても大切です。

しかしそれ以上に大切なことは「笑顔で元気に食べること」だと感じます。

とくにお母さんは食事を大切に考えるあまり、子どもたちにも自分自身にも負荷をかけすぎていませんか?

毎日の食事の時間は楽しい時間であることが一番です。

私自身の経験も踏まえて、毎日の食事作りが楽に楽しくなるポイントをお伝えします。

 

毎日の食事作りを楽にするポイント

毎日の生活の中で、家族で食卓を囲む時間はほっとするとても楽しい時間ではないでしょうか?

ですが仕事と家事、育児の両立に奮闘中のお母さんにとってその時間を作ることは至難の業です。

私自身も仕事と子育ての両立の中、食事作りには苦労しました。

特にフルタイム勤務の時は時間との闘い。

そのうえ「栄養バランスは考え、食事は大切にしたい」との思いから、料理に時間がかかったり、作っても子どもが食べてくれないと「せっかく栄養バランスを考えて作ったのに」と、落ち込むことやイライラしてしまうこともありました。

そんな時、子どもたちに言われた言葉が

 

「お母さんも3分休んだら?たった3分食事が遅くなるだけだよ!毎日たくさん作らなくてもいいからニコニコしているのがいい!」

 

と。

肩の荷が下りたのを今でも覚えています。

 

一汁一菜でも栄養バランスが取れる方法

家庭料理において栄養のバランスが取れていることは、生活習慣病の予防となる一歩です。

一汁三菜が基本の和食は、栄養バランスが整う代表の形です。

しかし、現代のお母さんは仕事に育児に家事にとフル稼働な人が多いように思います。

子どもの食事は考えるけど、自分の食事は後回しなんてことはありませんか?

そんな時は一汁一菜でもバランスよく栄養が取れるものを選びましょう。

 

例えば、主菜におすすめなのは八宝菜があげられます。

肉や魚介類、卵や野菜などが入っているので一皿で栄養バランスよく栄養を摂ることができます。

主菜料理が肉や魚を使った単独料理になりがちな時は、具だくさんのお味噌汁やスープを一緒に食べるようにしましょう。

忙しくイライラしがちな時こそ、温かい汁ものをゆっくり飲んで心を落ち着かせることも大切です。

 

味付けはシンプルにするのがポイント

味付けをシンプルにすると、子どもから大人まで一緒な食事を楽しむことができます。

そうすると幼児食を別に作る必要がなく、時間にゆとりが生まれます。

 

例えば、ポタージュスープ。

鍋にバターと野菜、一つまみの塩を入れ、弱火でじっくり炒める。

少し水分を入れ蒸すことでうま味がぎゅっと凝縮する。

水を足し、ブレンダーなどでペーストにする。牛乳を加え塩で味を整える。

バターや牛乳の乳製品がOKなら離乳食期から。

大人用として薄く感じる様なら後から塩、もしくはコンソメを足す。

また仕上げにブラックペッパーなどでアクセントをつける。

 

こうすることで、大人も子どもも同じ食事を楽しむことができます。

また旬の野菜はそのままでも美味しく栄養価も高いので、さっと炒めてお塩で味付けするだけでもごちそうになります。

 

がんばり過ぎないこと

家庭で料理を作る時に、無理ににがんばり過ぎないことが大切です。

栄養バランスを考えたり、家族の好みに合わせたり、確かに大切なことです。

しかしその反面でお母さんががんばり過ぎてストレスがたまるようでは、意味がありません。

近年は、SNSで素敵な家庭料理の写真をたくさん目にします。

他人と自分を比べて、がんばり過ぎる必要はないのです。

食事を作るのが好きで楽しみの方ももちろんいらっしゃるので、否定するわけではありません。

時間がなく余裕がない時にがんばり過ぎてイライラしながら豪華なご馳走を並べるより、お母さんが楽しく台所にたち、ニコニコと食卓を囲む方が子どもにとっては何倍も価値があります。

 

時には自分の好きなメニューにする

家族の好みばかり考えて、毎日の食事のメニューを考えることに時間を費やしてしまいがちです。

 

「何が食べたい?」

「なんでもいいよ」

「なんでもいいが一番困るんだけど。」

 

なんてやり取りをしたことはありませんか?

時には自分の食べたいもの作りたいものをメニューにするのも食事作りを楽に楽しくするポイントです。

自分の食べたいものだと食べてくれなかった時にも、「せっかく作ったのに」という怒りの感情が減少する気がします。

 

時にはお惣菜やお弁当で乗り切ることも

一人でできることには、限界があります。

時間に余裕がない時は、お惣菜やお弁当にしたりすることも決して悪いことではありません。

お母さんの中には、お惣菜やお弁当に頼ることに抵抗がある、罪悪感を感じるという声をよく耳にしますが、たまにはOKと自分に許可を出してあげましょう。

またそういうときにも具だくさんのお味噌汁やサラダなどがあれば、より栄養バランスが取れます。

 

便利な宅配サービスや料理代行を活用する

食事作りが大変な時は、プロに頼りましょう。

宅配サービスは、決められた献立に沿った食材が自宅に届くサービスです。

調理はする必要がありますが、献立を考える時間、買い物にかかる負担は軽減され、心にゆとりが持てます。

料理代行は自宅のキッチンを使用し、自宅で準備した食材や調味料を使用し料理をするサービスです。

栄養士・管理栄養士によるバランスの取れた献立で、安心して食事ができます。

また食事の悩みや献立の相談などもでき、よりご家庭に沿ったサービスになります。

 

家庭料理に大切な「つくる」ということ

家庭料理において大切なことの1つに、「家庭で料理をつくる」ということがあります。

忙しいお母さんや子どもが小さいご家庭では特に、時間はかけられないし、簡単に済ませたいものです。

その中で私が大切に思うことは、とにかく「つくる」「つくった」という過程だと考えます。

そしてお母さんが笑顔で楽に楽しく料理をすることで、家庭料理のほっとできる味は生まれるのではないでしょうか。

毎日のことなので時には休憩は必要ですが、無理なくつくるということを続けてほしいと考えます。

 

料理をつくることで食育につながる

料理をつくるには出来上がった料理の味よりも、とにかく家庭で「つくる」ということを大切にして欲しいと思います。

それは、決して難しい料理をつくることではなく、お味噌汁であったり、野菜をちぎってサラダをつくるとか、そういう単純なことで良いです。

子どもたちにとって、家で食事をつくって食べるということにより、食事として自分たちが食べるまでの過程や、大変さ、食物の命を頂くことの大切さを伝えることができます。

た食材自身の香りや本来の味が、調理をしながら変化していく様子や音や匂いは家庭だとより身近に感じることができます。

それは何よりも、一番の食育につながるのではないでしょうか。

 

家族で食卓を囲む時間をつくる

ゆったりと食卓を囲む時間、持てていますか?

忙しい毎日の中で大切なものや幸せの基準は、人それぞれです。

ですが一人で食事をするより家族や友人と食事をする方が楽しく、美味しい食事になる方がほとんどだと思います。

子どもたちは、とてもよくお母さんの動き、表情を見ています。

子どもたちが食事を食べている合間に他の家事を済ませることをよく耳にしますが、できるだけ一緒に食卓を囲む時間をつくることが大切です。

なぜならば、子どもたちはお母さんが笑顔でいることが大好きだからです。

あれもこれもしなくてはと追いつめてしまっているのは、自分自身かもしれません。

一旦手を止め、5分でもゆったりとした気持ちで食卓を囲むことをおすすめします。

 

まとめ

毎日の食事作りは本当に大変です。

私たちの体は、私たちの食べたものでできている。

だからこそ、大切にしたい食事です。

しかし毎日忙しく時間に追われているお母さんにとって、何より大切なことはがんばり過ぎないで、笑顔で食事を楽しむことではないでしょうか。

家庭によって大切にする基準は様々ですが、限りある時間の中で家族が笑顔で食卓を囲むことはとても幸せで大切なことです。

 

この記事を書いたひと

FBS3期卒業生 河内 奈津子

「べびんず」公式ブログ

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