保育園の栄養士になりたい!転職する前にやっておきたいこと3選 

保育園の栄養士は子供と深く関われて、食育を行いながら子供の成長をサポートできるやりがいのある仕事です。

 

現在は病院や老健などで働いているけれど、子供が好きで食育をしてみたいと思い保育園へ転職したいと考えている栄養士さんもいるのではないのでしょうか。

 

しかし、栄養士の経験はあっても保育園で働いたことが無いので現場のことが分からない…今の自分のスキルで転職しても大丈夫?と不安に思いますよね。

 

こちらの記事では、保育園へ転職する前に身につけると安心できるスキルや知識についてをご紹介します。

 

保育園の栄養士になりたい!今からできる転職の準備3選

保育園の栄養士さんは調理と事務作業、食育活動と幅広い業務を行います。転職した直後は業務中の動きや子供の食についての知識を多く身につける必要があります。

 

こちらでは、転職前に知っておくと自信を持って業務が行える3つの秘訣をお伝えします。

 

複数の献立を並行して調理できるようになると強みに!

保育園は栄養士も調理に携わり、少人数で調理を行うためとにかく効率的に素早く動くことが重要です。

 

下処理や下茹での他に、加熱や洗い物などを行いながら、その中でアレルギー食や離乳食の調理を同時並行で行います。そのため、午前中はほとんど時間に余裕がないことが多いです。

 

現場に出ていきなり様々なことを同時並行で進めるのは難しいので、まずは自宅で主菜・副菜・汁物の3品を作る練習をし、並行して物事を進めることに慣れていきましょう。

 

頭の中で順序を考え常に「次は何をするか」を意識して動けるようになると、慌てずに調理ができ安全な給食を提供できるようになります。

 

調理する際はコンロの空きを作らないように心がけ、調理中でもこまめに洗い物をする習慣を付けておくと良いでしょう。

 

また、野菜の下処理を手早く出来るようになると、その後の調理時間にゆとりを作ることができます。

 

現在の現場で調理を行っている場合は、時間を意識してピーラーを使用した皮むきや包丁を用いた食材のカットを行っていくと良いですね。

 

 厚生労働省が発表しているガイドラインで知識を深める!

子供の食に関する情報は目まぐるしく変化しているため、常に最新の情報をこまめに収集することが重要です。

 

子供の食について知りたい時は、厚生労働省が発表している資料を見るのがおすすめです。発表している情報は最新のものであり、専門家が監修しているので信憑性があります。

 

中でも「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」や「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」について目を通しておくと良いでしょう。

 

保育園の栄養士として知っておきたい情報が多数掲載されています。子供の食に関しての知識があると、食育や調理を行う上で何を重視すれば良いかが分かります。

 

特にアレルギーについては子供の命に関わることであるため、転職後すぐに適切なアレルギー対応を行えるよう理解を深めておく必要があります。

 

離乳食を提供する場合は、「授乳・離乳の支援ガイド」も確認すると良いでしょう。

 

月齢に合わせた離乳の進め方や、どんな食べ物をどのくらいの量や硬さで与えているかが分かります。

 

 子供の食に関する悩みを知っておくと安心!

保育園で働きたいと思ったら、子供の食に関する悩みについての記述がある専門書を前もって読むのがおすすめです。食に関する悩みやその原因、解決方法を理解できます。

 

子供が食事を食べない原因が分かっていれば、子供に合った献立や食事を意識して作れるようになります。

 

加えて、子供の食に関して悩んでいる保護者に対し、園での食事の様子を踏まえながら食に関する悩みについてのアドバイスをすることができます。

 

私は「子育て・子育ちを支援する 子どもの食と栄養」を読み、年齢別の食の悩みについての知識を得ていました。

 

しかし、本に書かれたことを実行しすぐに食の悩みが解決することは少ないです。

 

こまめに子供達の様子を見ながら食事や食育を行い、長期的に子供の支援していくことを意識しておきましょう。

 

サポートを続けていくことで、徐々に食べられるものや出来ることが増えていきます。本の内容を参考にし、子供一人ひとりに合った食事提供やサポートが出来ると良いですね。

 

転職前と転職後に確認したいポイントをご紹介!

 

転職活動を行い、気になる園が見つかったらまずは園見学へ行くのがおすすめです。

 

こちらでは園見学をした時に確認したい点や、転職後に心がけるとスキルアップに繋がるポイントをお伝えします。

 

食育は職員間の連携も重要!園全体での食育の取り組みをチェック! 

園見学の際に、食育の頻度や内容に加え園長や栄養士に「どんな目標やねらいを持って食育を行っているか」聞いてみると、その園の食育に対する熱意や工夫が分かります。

 

また、園長や保育士に「食育は保育士と連携して行っているのか」や「食育に対する思い」についてを聞いてみましょう。園の職員が食育に対してどう取り組んでいるか明確になります。

 

保育園へ転職した後は、園長や保育士に子供の様子を聞いたり意見を尊重したりすることで、年齢や発達にあった食育を行うことができます。

 

また、職員間で良好な関係を築くことにも繋がり、食育の企画を提案しやすくなります。

 

栄養士の動きは?保育園の栄養士になったら注目したいポイント

栄養士と話す機会があった時は、直接子供の食事の様子を見れる時間はあるか、子供に対しどんな声掛けを行っているかを聞いてみましょう。

 

子供の様子をよく知る栄養士がいると、献立作成や食育を企画する時に的確なアドバイスを聞くことができます。 

 

そして、転職して業務に慣れてきたら積極的に子供の様子を見に行くようにしましょう。

 

子供たちの好き嫌いや食べている量を注目して見ることも大切ですが、手や指の動き、口の動かし方に注目することで発達状況が分かります。

 

実際に見て子供の発達状況を把握することで、子供に合った食事を作ることができ、発達を促す食育を考えて行うことが出来ます。

 

園の規模によって出来ることが少し変わってくる!

保育園は大きく分けて100名以上の大規模園と50名位の中規模な園、そして19名以下の小規模園に分かれています。

 

大規模園や中規模園は0歳児から5歳児までいることが多く、年齢に合わせ幅広い食育を行うことができます。

 

小規模園は、主に0歳から2歳までの乳児が在籍しています。人数が少ないため一人ひとりにあった食事を作りやすく、子供と深く関われるのが小規模園の魅力です。

 

食育に関しては出来ることが限られてくる点がありますが、乳児ならではの出来ることは何かを考えて食育を企画できるやりがいがあります。

 

転職後に保育園の栄養士として何を行いたいかを考えながら保育園を探すと良いでしょう。

 

まとめ 保育園の栄養士として必要な知識やスキルは今から身につけられる!

保育園の勤務が未経験である場合、まずは並行調理の練習を行ったり子供に関する本や資料を読んで知識を深めましょう。

 

転職前に技術や知識が身につくことで、すぐに現場に出ても慌てず対応することができます。

 

そして、園見学に行き食育に対する思いや子供の関わり方を実際に見る事で、自分が働いた時の様子をイメージできます。

 

転職には勇気が必要で、忙しい中で新しい事を行うのは大変ですができる事を少しずつやってみましょう。

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