離乳食が始まってママやパパを悩ませるものの1つ!それは…便秘!ですよね。
親としてはとても心配になってしまいます。
我が家の子どもも、離乳食を始めた頃、便秘がちな日が続いて心配だった事を思い出します。
機嫌が悪くなるんですよね。言葉で話せない分、必死で伝えてくれているのは分かるけれど…。ちょっと、辛かったこともありました。
ですが、離乳食の内容を少し意識することで便秘が少しずつ改善し、2歳になった今では、便秘はすっかりなくなりました!
今回は、悩める赤ちゃんの便秘を改善できるおすすめのレシピをご紹介していきますね。
月齢別でみる便秘解消レシピ7選!
便秘の原因は様々ですが、赤ちゃんの便秘の原因は、腸が未発達なことです。そして、離乳食を食べる時期はどうしても母乳やミルクから摂っていた水分が減少してしまうことが原因と言われています。
そう!仕方のないことなんですね。ほとんどの赤ちゃんが便秘に陥ります…。
便秘は、「誰しもが赤ちゃんのときに通る道」であり、「赤ちゃんを育てるママやパパの心配事」なので、あまり神経質にならないことも大切ですね。
とはいえ、治してあげられるなら治してあげたい。
では、離乳食から便秘にアプローチできるレシピを月齢別にみていきましょう♪
食材が限られるので注意!5〜6ヶ月の便秘解消レシピ
離乳食が始まる5~6ヶ月頃は、食べられるものが限られているので注意して食材を選んでいきましょう。
ヨーグルトはダメなの?と聞かれることもありますが、ヨーグルトは7ヶ月頃から徐々に始めるので、まだやめておくのが吉です。これも腸が未発達なことと関係しているんです。
ヨーグルトでなくても解決方法はあるので、焦らずいきましょうね。
これから紹介するレシピも、食材を一口ずつ(小さじ1程度~)始めて慣れてきたら、離乳食として取り入れていくことを意識してみてください。
⭐︎レンジで簡単!すりおろしりんご煮
《材料》1人分
りんご 1㎝くし切り1個 (約10g) 水 小さじ½ |
《作り方》
①りんごは皮をむき、芯を取る。 その後、すりおろす。 ②耐熱皿に①と水を入れて、 ふんわりラップする。 レンジで500W20秒程度加熱。 |
⭐︎赤ちゃんも食べやすい!バナナペースト
《材料》1人分
バナナ 1/4本 (約10g) 湯冷まし 適量 |
《作り方》
①バナナの皮をむく。 耐熱容器に入れ、ふんわりラップ する。 レンジで500W20秒程度加熱。 ②食べ始め 裏ごしして、湯冷ましでペースト 状にする。 慣れてきたら すりつぶして、湯冷ましで固さを 調節する。 |
赤ちゃんでも食べやすい、果物を使用した便秘解消レシピです。
ちなみに、離乳食直後の赤ちゃんは、このような固形物からの便秘解消は難しいんです!
なので、赤ちゃん用のももジュースやプレーンジュースを使用することも水分補給にもなっておすすめです。
⭐︎食物繊維たっぷり!キャベツのポタージュ
《材料》1人分
キャベツ 100g (3枚分くらい) じゃがいも 1/3個 (中くらいのもの) |
《作り方》
①じゃがいもは小さめに切る。 キャベツも小さめに切る。 ②やわらかくなるまで鍋でゆでる。 だいたい8~10分くらい。 ③火を止めて、ブレンダーにかけ る。 ④ブレンダーをかけたら、もう一度 火にかける。ドロドロの場合は少 し水を足して濃度の調節を行う。 |
便秘解消に良いとされる食物繊維たっぷりのスープレシピです!コンソメなどを加えれば大人でも美味しく便秘解消できるスープになります。
ブレンダーを使用しますが、我が家の離乳食づくりに欠かせないアイテムでした!
ミキサーよりも簡単な操作と、洗いもので♪簡単にこのようなスープも作れてしまうのでおすすめですよ。
食材の幅が広がる!7ヶ月〜の便秘解消レシピ
7ヶ月頃からはいろいろもの食べられるようになってきますね!
食物繊維豊富な野菜、海藻類を積極的に食事に取り入れて、腸内環境を整えることも便秘解消に繋がります。
7ヶ月で離乳食に慣れてきた時期でも、初めて口にする食材は、少量から始めてみてくださいね。
⭐︎腸内環境を整える!わかめ納豆おかゆ
《材料》1人分
わかめ 1つまみ 納豆 1/3パック ひきわりが食べやすいです! |
《作り方》
①乾燥わかめを茹で、みじん切りに する。 ②納豆は茶こしに入れて熱湯をかけ て粘りをとる。ひきわりでなけれ ば刻む。(食べ始めはひきわりで も刻む) ③おかゆに①と②を混ぜる。 |
⭐︎冷凍ストックしておくと便利!ひじき煮
《材料》作りやすい分量
芽ひじき 10g だし汁 1カップ(200ml) 人参 1/2本 玉ねぎ 1/2玉
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《作り方》
①ひじきはたっぷりの水で20分水で もどす。 ②水で戻したひじき、人参、玉ねぎ をみじん切りにする。 ③鍋に全部材料を入れて、弱めの中火くらいで蓋をしてコトコト煮る。 ④やわらかくなったら(だいたい10 分~15分くらい)蓋を外して、水 分を少し飛ばす。 |
納豆や海藻には、食物繊維が豊富に含まれており、特に食物繊維のなかでも水溶性食物繊維が多く含まれているんです。
うんちをスルリ!と出してくれる働きを持つのが、水溶性食物繊維です。
とても嬉しい作用ですよね♪
便秘にはこの水溶性食物繊維が多く含まれている食材を選んでみてくださいね。
おやつでも腸内をととのえる!ヨーグルトレシピ
7カ月ごろからは、ヨーグルトも食べれるようになります。
便秘解消といえばヨーグルト!子どもも大好きな食材です。
ヨーグルトは食べやすく、簡単に取り入れられるので、おやつの時間に活用してみてはいかがですか?
☆きなこバナナヨーグルト
《材料》1人分
バナナ 1/4本 ヨーグルト 大さじ3くらい きな粉 小さじ1 |
《作り方》
①バナナ角切りでも、スライスでも 良いので切る。 ②ヨーグルトを器に移す。 ③バナナときな粉をふりかける。 |
☆ヨーグルトパン粥
《材料》1人分
食パン 8枚切り1/2枚 ヨーグルト 大さじ3 りんご 1㎝くし切り1個 (約10g) バナナ¼本スライスでも! かぼちゃ 2.5㎝角1個 (約20g) さつまいもでもおいしいです! 水 大さじ4 |
《作り方》
①かぼちゃとりんごは柔らかくゆで る。みじん切りにする。 ②食パンは耳を取り除く。細かくち ぎる。 ③小鍋に水と②を入れて柔らかく煮 る。 ④器に③を盛る。その上からヨーグルト、①を盛る。 |
ヨーグルトは、季節のフルーツやりんごでもおいしく食べられますね。
低糖質のジャムを使用しても美味しいんです♪
お子様の好みの味を見つけてあげてくださいね!
そして、きな粉には豊富に食物繊維が含まれています。それにお腹の調子を整えるうれしい作用も!
パン粥にきな粉を振りかけてもおいしいです♪いろいろなアレンジも楽しんでみてください!
食事以外での便秘解消方法ってあるの?
便秘予防には食事はもちろん大切な要素ですが、食事以外でも大切な要素があります。
食事と組み合わせることで、便秘も改善していきます。是非実践してみてくださいね♪
規則正しい食事、睡眠で解消!
やはり、規則正しい生活を送ることが大切なんですよね。
食べる時間、寝る時間を決めておくと、身体もそのように動きます。食べる時間、寝る時間がバラバラだと、大人でもリズムが整いませんよね。
特に朝ご飯は排便に大きく関わる食事の時間になってきます。
小さい頃から朝ご飯をだいたい決まった時間に食べる習慣をつけておくと、後々楽になりますね。
便秘も生活のリズムを整えることで、改善されていくはずです。
我が家でも、食事の時間、寝る時間を決めていますが、だいたい毎日同じ時間に排便があり、助かっています!
なかなか難しいご家庭もあると思います。お仕事をしていたり、2人、3人とお子様がいらっしゃれば、なかなか時間通りには進みませんよね。
ですが、少しだけでも意識することでお子さんの便秘が解消することに繋がっていきます。
もう一度生活リズムは整っているかを確認してみましょう。
お腹マッサージや体操で解消!
赤ちゃんは自分でうんちを押し出す力が弱いので、マッサージも効果的です。
マッサージのやり方は、「おへそ」を中心に、「の」の字を書くように優しくさすってあげましょう♪
運動不足のときに効果があるのは、赤ちゃんの両足を持って、自転車を漕ぐように足を交互に動かします。
「1!2!1!2!」と声をかけながら行うとコミュニケーションもとれますね!
この運動よくやってましたが、結構効果があるんですよ。
我が家の子どもは、ゲラゲラ笑ってこの体操してました(笑)
ハイハイが始まる前は特におすすめですよ♪
どちらも、腸の動きが活発になって排便が促されます!
赤ちゃんはママやパパと触れ合うのが大好きです。優しくふれあいながら、コミュニケーションをとりながら、便秘解消できれば良いですね♪
まとめ
離乳食では、野菜、海藻など水溶性の食物繊維を中心にお腹に優しい食材を取り入れてみましょう。そして、生活リズムを整えることがポイントですね。
続けることで、自然と改善していくはずですよ♪
無理しない程度に実践してみてくださいね。
そして、毎日の離乳食作り、赤ちゃんのお世話、本当におつかれさまです。
赤ちゃんの便秘など不調に気づけるのもママ・パパだからこそです。
きっとその気持ちは赤ちゃんに伝わっていますよ!
何が悪かったのかな?など考えてしまいがちですが、あまり深く考えこないようにしましょうね。
必ずどんな赤ちゃんも経験すること、たくさんのママ・パパの通る道ですから♪
赤ちゃんの便秘解消の為に、少しでもレシピなどが役立てば嬉しいです。